「今度は、俺の家来る?」
「……え?」
少し、考え事をしていた。
今、俺の家に来る?って言った?
「こないだ、紬ちゃんの家、行ったから」
「うん、行きたい」
悠太郎くんの家、行きたい。楽しみ。
ーー
「悠太郎くん」
やっぱり悠太郎くんは先に来て待っててくれる。
「行こっか」
「悠太郎くんの家、楽しみ」
不意に手を握られる。
「どしたの、まだ敷地内だよ、恥ずかしい」
少し手を引っ張ってみるけど、握り直される。
今日はどうしたの?……でも、嬉しい。
ーー
悠太郎くんの家、緊張する。
「……どうぞ」
「お邪魔します」
あ、悠太郎くんの匂い。落ち着く。
シンプルなインテリア。部屋もちゃんと片付いてる。
「なんか、悠太郎くんの部屋だね」って言ったら
「どういうこと?」って笑ってた。
「お腹空いてる?ケーキ、作ったんだけど」
え、うそ、ケーキ?悠太郎くん、ケーキも作れるんだ。
「わ、悠太郎くんのケーキ?食べたい!」
「美味しいといいんだけど……」
不安そうな顔をするから
「大丈夫だよ、美味しい」
って食べてないのに答えちゃう。
小さなケーキを持ってきてくれる。
「わあっ」
かわいい。ケーキ屋さんみたい。すごい。かわいい。
「すごい、これ作ったの?かわいい。ケーキ屋さんみたい」
「……紬ちゃんに喜んでほしくて、頑張った」
「すごい、嬉しい。写真撮っていい?」
「……いいよ、ちょっと恥ずかしいけど」
かわいい、こんなかわいいケーキを私のために作ってくれたことが嬉しい。
「ね、食べていい?」
「どうぞ」
「……美味しい」
自然と笑顔になる。
最近のモヤモヤが、全部ほどけていく。
「美味しかった。ありがとう。」
「またいつでも作るよ」
「ほんと?楽しみ」
私がちょっと落ち込んでたこと、気付いてたのかな。
美桜ちゃんのこと、気にしすぎていたのかもしれない。
ケーキの甘さがそのまま悠太郎くんの優しさみたいで、嬉しかった。
「……え?」
少し、考え事をしていた。
今、俺の家に来る?って言った?
「こないだ、紬ちゃんの家、行ったから」
「うん、行きたい」
悠太郎くんの家、行きたい。楽しみ。
ーー
「悠太郎くん」
やっぱり悠太郎くんは先に来て待っててくれる。
「行こっか」
「悠太郎くんの家、楽しみ」
不意に手を握られる。
「どしたの、まだ敷地内だよ、恥ずかしい」
少し手を引っ張ってみるけど、握り直される。
今日はどうしたの?……でも、嬉しい。
ーー
悠太郎くんの家、緊張する。
「……どうぞ」
「お邪魔します」
あ、悠太郎くんの匂い。落ち着く。
シンプルなインテリア。部屋もちゃんと片付いてる。
「なんか、悠太郎くんの部屋だね」って言ったら
「どういうこと?」って笑ってた。
「お腹空いてる?ケーキ、作ったんだけど」
え、うそ、ケーキ?悠太郎くん、ケーキも作れるんだ。
「わ、悠太郎くんのケーキ?食べたい!」
「美味しいといいんだけど……」
不安そうな顔をするから
「大丈夫だよ、美味しい」
って食べてないのに答えちゃう。
小さなケーキを持ってきてくれる。
「わあっ」
かわいい。ケーキ屋さんみたい。すごい。かわいい。
「すごい、これ作ったの?かわいい。ケーキ屋さんみたい」
「……紬ちゃんに喜んでほしくて、頑張った」
「すごい、嬉しい。写真撮っていい?」
「……いいよ、ちょっと恥ずかしいけど」
かわいい、こんなかわいいケーキを私のために作ってくれたことが嬉しい。
「ね、食べていい?」
「どうぞ」
「……美味しい」
自然と笑顔になる。
最近のモヤモヤが、全部ほどけていく。
「美味しかった。ありがとう。」
「またいつでも作るよ」
「ほんと?楽しみ」
私がちょっと落ち込んでたこと、気付いてたのかな。
美桜ちゃんのこと、気にしすぎていたのかもしれない。
ケーキの甘さがそのまま悠太郎くんの優しさみたいで、嬉しかった。



