ーー悠太郎サイド
やばい、勢いで紬ちゃんの家に行くことになっちゃった。
俺、図々しかった?大丈夫だったかな?
ーー
いつものとおりそわそわして早く家を出てしまう。
(やばい、めっちゃ早く着くんだけど)
約束した時間より10分も前に着く。
(……なんか俺、いつも余裕無くてかっこ悪いな)
「ねえ、なんでいっつも早く来るのー」
膨れっ面をする紬ちゃんに
「1本前に乗っちゃった」
と、つい嘘をつく。ほんとは5本前くらいで来てた。
「……ねえ、じゃじゃ麺食べる?って聞いたけど、ほんとにじゃじゃ麺で良かった?」
紬ちゃんが急に不安そうな顔をする。
「うん、調べたら盛岡名物なんでしょ?食べたことないから楽しみ」
ほんとに楽しみだった。
紬ちゃんの地元の味をご馳走してくれるの、だってすごく嬉しくない?
「じゃあ、おもてなしさせていただきます」
紬ちゃんがふざけるから
「よろしくお願いします」
頭を下げる。
笑って喋っていたらあっという間に家に着く。
……待って、めちゃくちゃ緊張する。
女の子の部屋に入るのなんて、初めてなんだけど。
「散らかってる部屋だけど、どうぞ」
「……お邪魔します」
なんか良い匂いする。やばい、女の子の部屋だ。
「ここに荷物置いていいよ。こっち洗面所だから、手洗って。……そしたら、こっち座ってて。」
「うん、ありがと」
自分の家だからテキパキ指示する紬ちゃん。
やば、紬ちゃんの家だ。
これ手編みかな。置いてあるものも、全部センスが良い。
「はい、どうぞ」
「わ、初めて食べる。美味しそう。」
じゃじゃ麺の食べ方を説明してくれる紬ちゃんがいつもと違って饒舌で新鮮。
1口食べると、「ん、美味い」
え、めちゃくちゃ美味しい。これ好きなやつ。
「あ、ほんとー?良かった。あんまり好きじゃないって言う人もいるからドキドキした」
「え、めっちゃ好き。美味い。待って、このなますも浅漬も美味しい。作ったの?」
箸休めに出してくれたなますも浅漬もまじで美味しい。
なんだ、この料理上手な子。……ほんとに俺の彼女?
「そう、なますは実家でお母さんとつくった」
「紬ちゃんの料理上手はお母さんの影響なわけだ」
いつもは控えめなのに、地元の話をする紬ちゃんはお喋りになる。
楽しそうで可愛い。
「ね、悠太郎くんの地元の話も教えて」
少し前のめりになる紬ちゃんと、目が合う。
……紬ちゃん、大好き。
年末年始会えない間、ずっと紬ちゃんのこと考えてた。
今年もいっぱい、一緒に過ごそうね。
やばい、勢いで紬ちゃんの家に行くことになっちゃった。
俺、図々しかった?大丈夫だったかな?
ーー
いつものとおりそわそわして早く家を出てしまう。
(やばい、めっちゃ早く着くんだけど)
約束した時間より10分も前に着く。
(……なんか俺、いつも余裕無くてかっこ悪いな)
「ねえ、なんでいっつも早く来るのー」
膨れっ面をする紬ちゃんに
「1本前に乗っちゃった」
と、つい嘘をつく。ほんとは5本前くらいで来てた。
「……ねえ、じゃじゃ麺食べる?って聞いたけど、ほんとにじゃじゃ麺で良かった?」
紬ちゃんが急に不安そうな顔をする。
「うん、調べたら盛岡名物なんでしょ?食べたことないから楽しみ」
ほんとに楽しみだった。
紬ちゃんの地元の味をご馳走してくれるの、だってすごく嬉しくない?
「じゃあ、おもてなしさせていただきます」
紬ちゃんがふざけるから
「よろしくお願いします」
頭を下げる。
笑って喋っていたらあっという間に家に着く。
……待って、めちゃくちゃ緊張する。
女の子の部屋に入るのなんて、初めてなんだけど。
「散らかってる部屋だけど、どうぞ」
「……お邪魔します」
なんか良い匂いする。やばい、女の子の部屋だ。
「ここに荷物置いていいよ。こっち洗面所だから、手洗って。……そしたら、こっち座ってて。」
「うん、ありがと」
自分の家だからテキパキ指示する紬ちゃん。
やば、紬ちゃんの家だ。
これ手編みかな。置いてあるものも、全部センスが良い。
「はい、どうぞ」
「わ、初めて食べる。美味しそう。」
じゃじゃ麺の食べ方を説明してくれる紬ちゃんがいつもと違って饒舌で新鮮。
1口食べると、「ん、美味い」
え、めちゃくちゃ美味しい。これ好きなやつ。
「あ、ほんとー?良かった。あんまり好きじゃないって言う人もいるからドキドキした」
「え、めっちゃ好き。美味い。待って、このなますも浅漬も美味しい。作ったの?」
箸休めに出してくれたなますも浅漬もまじで美味しい。
なんだ、この料理上手な子。……ほんとに俺の彼女?
「そう、なますは実家でお母さんとつくった」
「紬ちゃんの料理上手はお母さんの影響なわけだ」
いつもは控えめなのに、地元の話をする紬ちゃんはお喋りになる。
楽しそうで可愛い。
「ね、悠太郎くんの地元の話も教えて」
少し前のめりになる紬ちゃんと、目が合う。
……紬ちゃん、大好き。
年末年始会えない間、ずっと紬ちゃんのこと考えてた。
今年もいっぱい、一緒に過ごそうね。



