全部奪われた私を拾ったのは極道でした

※優真Sideです。



事務所の一室

悠真「……」

書類に目を落としたまま、淡々と仕事をこなす

悠真(非効率ですね)

頭の中で、冷静に判断する

悠真(一般人をここに置くリスク、
   外部からの接触、
   情による判断の鈍り)

どれも、好ましくない

悠真「……要さんらしくない)」

ペンを止める

悠真(それでも)

ふと、思い出す

柚葉「……逃げません」

あの時の目

悠真「……あの状態で、あの選択をするか)」

普通ではない

数日後



隼人「ほら、もう一回」