全部奪われた私を拾ったのは極道でした

要「分かってる」

悠真「それでも?」

要「あいつが決めた」

悠真「………変わりますかね」

要「変わる」

迷いのない声

再び庭

柚葉「……っ」

転ぶ

膝を打つ

隼人「おい、大丈夫か」

柚葉「……大丈夫です」

すぐに立ち上がる

隼人「無理すんなって」

柚葉「……無理じゃないです」

隼人「……」 

柚葉「……ここで止まったら、
   また、何も守れないから」

その目は、まっすぐだった

隼人「……はは
   いいね、そういうの嫌いじゃねぇ。
   じゃあ、もうちょい厳しくいくぞ」

柚葉「……はい」