全部奪われた私を拾ったのは極道でした

その時

奥から足音

悠真「騒がしいですね」

柚葉「……悠真さん」

悠真は状況を一瞬で見て、ため息をつく

悠真「無断侵入ですか、命知らずですね」

男A「なんだと――」

悠真「排除します」

静かに言い切る

その言葉に、ぞくりとする

数分後

騒ぎはあっけなく終わっていた

男たちは床に転がり、動かない

柚葉「……」

何も言えない

ただ、目の前の現実に息を呑む

隼人「大丈夫か?」

柚葉「……はい」

声が震える

悠真「怪我は?」