全部奪われた私を拾ったのは極道でした

その時―― 

隼人「そこまでにしとけ」

低い声が割って入る

柚葉「……隼人さん」

隼人「悪いな、その子は連れてかせねぇ」

男A「は?誰だよお前」

隼人「ここの人間」

軽く笑う

でも目は笑っていない

男B「関係ねぇよ」

男A「邪魔すんな」

男が腕を伸ばす

その瞬間――

ドンッ

鈍い音と共に、男が吹き飛ぶ

柚葉「……っ」

隼人が間に入っていた 

隼人「だから言ったろ、手ぇ出すなって」

空気が一気に変わる

男B「チッ……やる気かよ」