全部奪われた私を拾ったのは極道でした

要「礼はいらねぇ」

柚葉「でも」

要「守っただけだ」

柚葉「……っ」

その言葉に、胸が少しだけ熱くなる

要「飯、行くぞ」

柚葉「はい」

部屋を出る

廊下に出ると、隼人と悠真がいた

隼人「お、起きたか」

柚葉「おはようございます」

隼人「おはよ。昨日は大変だったな」

柚葉「……はい」

悠真「問題は解決していません」

柚葉「……」

言葉に詰まる

隼人「おい悠真、朝からそれ言う?」

悠真「事実です、彼女はまた来るでしょう」

空気が少し重くなる

要「だからどうした」