全部奪われた私を拾ったのは極道でした

一気に、血の気が引く

莉愛「隠れても無駄だよ?
   迎えに来てあげたんだから」

柚葉「……なんで」

どうして、ここに

逃げたはずなのに

莉愛「ねぇ、お姉ちゃん、出てきてよ?」

その声は、甘くて――

どこまでも冷たかった