Something Blue


「今からフープリレーのルール説明をするので、クラスごとで固まってください!」

『アクティブベース・シエル』の青いTシャツを着た男性が、ステージ上でマイク片手に指示を飛ばす。

今僕たちがいるのは、先ほどバーベキューをしたウッドデッキから少し離れた場所にある『アクティビティセンター』。

僕たちが通う陽光館高校の体育館ほど広くはないが、A組からD組の生徒約120人が十分動き回れるくらいのスペースがある。

天井に等間隔で取り付けられた白い照明が、木の床に複雑な角度で影を落とす。

「クラスを2チームに分けて、手を繋いで円を作ってください!そして手を離さずにフラフープを一周させて、そのタイムを競います!」

説明を適当に聞き流していると、後ろから聞こえてきた楽しそうな声で我に帰った。

「グッパやろーぜ」

緋由が声をかけてきたのでそれに応じ、さっとグッパをして各チームの方に移動する。

「パーチームこっち!」

ポニーテールの学級委員の女子生徒が手を振って、僕たちパーチームを誘導する。