「昨日ありがと」
悠太郎くんがクッキーとチョコレートをくれる。
「……このクッキー、もしかして悠太郎くんが作ったの?」
私はオーディション番組のプロフィールを隅々まで見ているから、
悠太郎くんの趣味が実はお菓子作りなことも知っている。
「そう。ごめん、キモイか」
「キモイわけない!嬉しい!」
困ったように笑う悠太郎くんに、食い気味で答えてしまう。
……だって、推しが、私のために作ってくれたクッキー。
こんなの、一生食べられない。
家宝にするし、もちろん棺にも一緒に入れてほしい。
「……美桜ちゃんなら、そう言ってくれると思った」
恥ずかしそうに言う悠太郎くんの顔を見て、
ああ、こんな顔、皆は絶対見たこと無い、って思う。
「もったいなくて、食べられない」
本気で言ったのに、食べてよ、と笑われる。
「……食べる。ありがとう」
悠太郎くんは笑って手を振って友達のところへ行く。
……悠太郎くんが作った、クッキー。
嬉しすぎて、幸せすぎて、とにかく写真を撮る。
残さないといけないと思った。
「美桜、やっぱ悠太郎くんと仲良しだねえ」
必死に写真を撮ってる私を見て莉子が笑う。
「私、悠太郎くんの"特別"だから」
口に出したら、本当に、悠太郎くんの特別な気がした。
悠太郎くんがクッキーとチョコレートをくれる。
「……このクッキー、もしかして悠太郎くんが作ったの?」
私はオーディション番組のプロフィールを隅々まで見ているから、
悠太郎くんの趣味が実はお菓子作りなことも知っている。
「そう。ごめん、キモイか」
「キモイわけない!嬉しい!」
困ったように笑う悠太郎くんに、食い気味で答えてしまう。
……だって、推しが、私のために作ってくれたクッキー。
こんなの、一生食べられない。
家宝にするし、もちろん棺にも一緒に入れてほしい。
「……美桜ちゃんなら、そう言ってくれると思った」
恥ずかしそうに言う悠太郎くんの顔を見て、
ああ、こんな顔、皆は絶対見たこと無い、って思う。
「もったいなくて、食べられない」
本気で言ったのに、食べてよ、と笑われる。
「……食べる。ありがとう」
悠太郎くんは笑って手を振って友達のところへ行く。
……悠太郎くんが作った、クッキー。
嬉しすぎて、幸せすぎて、とにかく写真を撮る。
残さないといけないと思った。
「美桜、やっぱ悠太郎くんと仲良しだねえ」
必死に写真を撮ってる私を見て莉子が笑う。
「私、悠太郎くんの"特別"だから」
口に出したら、本当に、悠太郎くんの特別な気がした。


