「ねえ、藤野さんって悠太郎くんと仲良いの?」
女の子二人に話し掛けられる。
……昨日、同じ教室にいた気がする。
けど、名前が分からない。
「あ、同じ経済ね。私、松田陽菜」
「私、佐々木芽依。藤野さんめっちゃ可愛いなって思って、昨日から話し掛けたくて」
可愛いから話し掛けたい?
……なにそれ、嬉しい。
でも、ピンクの髪、やっぱり派手だったかな。
「嬉しい。美桜でいいよ」
「うちらも呼び捨てでいいよ!」
「橋本さんも、莉子って呼んでいい?」
「いいよ」
また友達ができた。
……ピンクの髪が、私を変えてくれた。
「でさ、悠太郎くんと仲良いの?」
「かっこいいって思って見てたらさ、美桜と喋ってるから」
「あ、悠太郎くんって高校の頃オーディション番組出てて」
「……私、ずっと応援してたんだよね」
「推し、っていうか」
なんだか恥ずかしくてはにかんでしまう。
「え!推しと同じ大学とかやばいじゃん!」
「美桜、応援する!推しと付き合えるかもじゃん」
……推しと付き合う。
そんな未来、考えたことも無かった。
女の子二人に話し掛けられる。
……昨日、同じ教室にいた気がする。
けど、名前が分からない。
「あ、同じ経済ね。私、松田陽菜」
「私、佐々木芽依。藤野さんめっちゃ可愛いなって思って、昨日から話し掛けたくて」
可愛いから話し掛けたい?
……なにそれ、嬉しい。
でも、ピンクの髪、やっぱり派手だったかな。
「嬉しい。美桜でいいよ」
「うちらも呼び捨てでいいよ!」
「橋本さんも、莉子って呼んでいい?」
「いいよ」
また友達ができた。
……ピンクの髪が、私を変えてくれた。
「でさ、悠太郎くんと仲良いの?」
「かっこいいって思って見てたらさ、美桜と喋ってるから」
「あ、悠太郎くんって高校の頃オーディション番組出てて」
「……私、ずっと応援してたんだよね」
「推し、っていうか」
なんだか恥ずかしくてはにかんでしまう。
「え!推しと同じ大学とかやばいじゃん!」
「美桜、応援する!推しと付き合えるかもじゃん」
……推しと付き合う。
そんな未来、考えたことも無かった。


