近くにいるための嘘

翌日、学校で自己採点をする。

なんとか、明陵大を受けられるラインは取れてそうだった。

「先生、私、明陵受けられますか……?」

「二次までまた頑張らないといけないけど、諦める点数ではないな」

「……頑張ります」

YUTAROくんは、今も時々レッスンに通っていると言っていた。
……私は、受験勉強しかしてない。

もっと頑張らなくちゃ。

YUTAROくんにとって恥ずかしくないファンでありたい。
また、今日から頑張ろう。

二次試験まで、あと1ヶ月ちょっと。