高校三年生になった。
進路希望調査票が配られる。
悩んで、第一志望に明陵大学経済学部経済学科と書く。
ーー
「藤野はなんでここにしたんだ?」
担任に聞かれて、少し戸惑う。
「まだ、何になりたいかとかは決まってなくて、」
「でも、上手く言えないんですけど、社会の仕組みとか、人の動きに興味が出てきて……経済かなって」
「藤野の今の成績だと、ちょっと厳しいぞ」
「地元の大学じゃダメなのか?」
「……やっぱり、東京に行ってみたくて」
「地元を出て、もっと広い世界を知りたいんです」
「もっと自分のことも知りたいし」
「それと、キャンパスが街中にあるのが魅力的で」
「そうか、応援はするけど、頑張らないといけないぞ」
親は私に地元の大学に進んでほしいと思っている。
地元の大学なら、今の成績でも一応合格圏内。
地元の大学にも経済学科はある。
でも……やっぱり私、東京に行きたい。
「絶対、受かります。」
宣言したからには、頑張る。
YUTAROくん、私頑張るから。
推しと同じ学科を志望していることなんて、まだ知らない。
進路希望調査票が配られる。
悩んで、第一志望に明陵大学経済学部経済学科と書く。
ーー
「藤野はなんでここにしたんだ?」
担任に聞かれて、少し戸惑う。
「まだ、何になりたいかとかは決まってなくて、」
「でも、上手く言えないんですけど、社会の仕組みとか、人の動きに興味が出てきて……経済かなって」
「藤野の今の成績だと、ちょっと厳しいぞ」
「地元の大学じゃダメなのか?」
「……やっぱり、東京に行ってみたくて」
「地元を出て、もっと広い世界を知りたいんです」
「もっと自分のことも知りたいし」
「それと、キャンパスが街中にあるのが魅力的で」
「そうか、応援はするけど、頑張らないといけないぞ」
親は私に地元の大学に進んでほしいと思っている。
地元の大学なら、今の成績でも一応合格圏内。
地元の大学にも経済学科はある。
でも……やっぱり私、東京に行きたい。
「絶対、受かります。」
宣言したからには、頑張る。
YUTAROくん、私頑張るから。
推しと同じ学科を志望していることなんて、まだ知らない。


