友達が欲しい欲しい欲しい欲しい……と
呪いがかけられたようにげっそりしていると、
月野君に呼び出され校舎裏へ。
「お前その顔やめろ、孤立するぞ」
髪を耳にかけ首を傾げながら言う。
「いやぁ〜〜まぁね!実際欲しいんだけどさ
何から手をつけたらいいやら……」
顎に手を当て述べられた言葉は、
「お前自身が心の成長したら
友達なんていくらでも
できるぞ」
と遠回しに言われたセリフだったが的を得ているような気がする。
私が素直になれば……。
2限目が終わり教室に戻る最中、二人組の友達に話しかけた。
「あっあのさっ!
購買で新発売のメロンパンがあるらしいの……!
一緒に行かない……?」
自然と話せた。
表情も悪くない。鏡の前で練習したから。
「塚本……さんだよね?絡むのはじめてなタイプだけど……どうする?」
もう一方に確認をとるように聞くと、
「避けられたりしてなかったらいいんじゃない……?」
と、私には2人の友達ができましたとさーー。



