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亜古「今から検査行こっか!」
朝ごはんを食べてしばらくしたら、あこちゃんが迎えにきた。
さっき成瀬先生に聞いた検査の説明によれば、どうやら痛いことはされないらしい。
亜古「まずレントゲン撮ってこようね」
あこちゃんに案内されて、レントゲンや、機械を加えて息を吸ったり吐いたりする検査を受けた。
半日で、全部終わったみたい。
病室に戻って、ベットに寝転がる。
亜古「お疲れ様!」
「みおちゃん、言ってなかったんだけど今から採血させてね」
え…
採血…?私が病院を嫌う理由の一つ。
痛いのが怖い。抑えられたり、怒られたりするのも怖い。
採血するなんて、朝、言ってなかったじゃん。
次の瞬間、溜まっていたストレスと今からする採血の恐怖で…
みお「いやぁぁぁーーーーー」
信じられないくらいの大声で叫び、あこちゃんの手を振り払って病室のドアに向かって走り出した。
その時、
タイミング良く(悪く?)
ドアが開いた。
成瀬「どうした!?」
すぐに暴れる身体を抱きしめられる。
成瀬「あこちゃん、神崎先生に連絡して!」
そしてあっという間にベットに寝かされた。
みお「いやっ!採血したくない!朝言わなかったじゃん!離してよ!」
どんなに暴れても、抱きしめる成瀬先生の力には敵わない。
そして連絡を受けたであろう神崎先生が飛んで来た。
事情はもうあこちゃんから聞いたのだろう。
神崎「みおちゃん、咳出ちゃうから落ち着こうね。ごめんね」
腕がひんやりしたと思ったら、その瞬間、何かを注射された。
みお「痛っ、やめて…ハァ、ハァ、」
注射の効果なのか、だんだん眠くなってきた。
成瀬「眠いな。少し寝よう」
勝手に決めないでよ。そう言いたいのに、声が出ない。
目を閉じる直前、見えたのは、成瀬先生が私の手を撫でながらみせた悲しそうな顔だった。
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成瀬サイド
亜古「すみません、最初から怖がらせちゃいました」
神崎「直前に言おうっていうのはみんなで決めたことだから、
今回に関しては防ぎようがなかったと思う」
成瀬「それにしても怖がり方が尋常じゃないんだよなぁ。なるべく寝てる時にやってあげたほうがいいかもな」
そうして寝ている間に採血を済ませ、栄養剤の点滴を繋いでおいた。
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