私もう、わかんない。〜私の王子様は、どっち?〜

時は5月上旬。ついに、ついについに!



「はーい、今日は体育祭の種目ぎめをしまーす!」



そう、体育祭の季節になったのだ。

この学活の進行は学級委員長の白河愛莉さん。

愛莉って、素敵な名前だよね。

結構しっかり物で、THE・委員長って感じ。



「では、今年の高校一年生の体育祭の種目を書いていくので、皆さんどれが良いか考えておいてください。書き終わって少ししたら一旦どれが良いか聞きますから。」

「あ、ちょっと質問良い〜?」



クラスでまあまあ一軍の男子が手を上げた。

私はこの時点でこの男子が何を聞きたいか察してしまう。

それは委員長も同じだったようで。



「はい、どうぞ。」

「えーと、一人何種目まで出られんの?これ。」