まさかきみがそうだったなんて、知らなかったんだよ。


このころ毎日その夢を見るようになっていた。

その日の朝だけその夢を見ない、なーんて事はなく、バッチリもれなく夢を見た。

そのおかげで寝坊までし、急いで家を飛び出す羽目になったのだ。

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今でも広斗くんのことはあまり良く思っていない。

私は私のことを悪く言う人はあまり好きではないからね。

たとえ遊びだったとしても、そんなことを言う人と友だちにはなりたくない。

私は走りながらそんなことを思う。

やっぱり、ぼんやりしながら走ってたのが悪かったのかな。広斗くんのことを考えながら走っていた私に、悲劇が起こった。

高校に向かって角を曲がろうとしたとき。



「え、うわっ!」



そんな声が横から聞こえた。

なんだろうとおもって横を見ると。

え・・・?自転車?

私に向かって走ってくる自転車が見えた。

このまま行ったら、ぶつかる?