私もう、わかんない。〜私の王子様は、どっち?〜

できることなら乱入してかき乱してやりたい。

でも、そんなことしたら。

・・・嫌われる。

それだけは嫌だ。

気まずい沈黙がおとずれたので、俺はさっさと食べ終え、教室に戻った。

しばらくして、青山も戻ってきた直後。



「・・・焼きありがとうね。」

「ううん!全然!こちらこそありがとう。」



仲良さそうに戻ってきた二人。

行く前より仲が深まっているように見える。

・・・ずるい。

里奈は、里奈は、里奈は!

俺のものだったの、に・・・。

分かってる、分かってる分かってる!

里奈が俺から離れていったのは。

・・・俺のせいだ、ってことぐらい。

それでも諦められなくて、お前が欲しいって思うのは、お前が俺を本気にさせたから。