まさかきみがそうだったなんて、知らなかったんだよ。


「行ってらっしゃい!気をつけなさいよ〜」



お母さんの声も少し聞き流し、私は家を飛び出す。

ほんとに急がないと間に合わないよ。

小学生の時もこうだったな。

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私が小学生になった時の朝、私はまたまた寝坊していた。

というのも、その日の夜に悪夢を見たからだ。

私には幼馴染の榊原広斗という男の子がいて、私はよく広斗くんと遊んでいた。

でも、私はある日、幼稚園の裏庭で、見てしまった。



「広斗、最近里奈ちゃんと仲いいじゃん〜。ねえ、好きなの?」

「そうだそうだ!絶対そうだろ!な、広斗。」



幼稚園の男の子たちから問い詰められている広斗。

しかも、その内容は私のせい。

私にはそれが一番辛かった。そんな私に追い打ちをかけるように。