「じゃあじゃあ、お弁当のおかずくれたお返しにおれのお弁当のおかずもなにかあげるよ。」
「え、いやいいよー。」
私は驚いた。
高校生男子って食べ盛りだから単に自分のお弁当が足りなくなっただけなのかなとか思ったから。
でもそうではないようで。
「いやいや、俺が卵焼きもらったから、そのお返ししないとだし?ね、もらってよ。」
「えー、ちょっと・・・。ね、ほら、・・・私お腹いっぱいになっちゃうかもだし?」
「まあまあそう言わずに。」
なんでそんなに私にくれようとしてくれるんだろう?
いつもより、押しが強い気がするし。
そんな私の視線に気がついたのか。
「・・・。俺実は・・・。」
そういって、恥ずかしそうに話をし始めた。
