まさかきみがそうだったなんて、知らなかったんだよ。


私は思わず変な声を上げる。

そりゃあ、誰だって後ろからツンツンされたら驚くよ。



「っふ、ひょえって・・・。オモロ。」

「ええと、しおき?くんでしたっけ?どうしました?」



私の反応を面白がっているしおきくんに、はてないっぱいで聞いてしまう私。

さらに、しおきくんから爆弾が投下される。



「あー、用っていうか。仲良くなりたくて。」

「あ、そうでしたか!私も仲良くなりたいです!しおきくん?、仲良くなってください!」

「あーそれはもちろん。仲良くなってください。
・・・でも、俺の名前、しおきじゃなくて、志村なんだけどね。」

「っえ、」



自分でも顔から血が減っていくのがわかる。

いわゆる、「血が引く」ってやつだ。

え、私、本人の前で何回か名前間違えたってこと?

はてなつけてたのはセーフだと思うけど、それでも間違えるのってめちゃめちゃ失礼じゃん。