まさかきみがそうだったなんて、知らなかったんだよ。

俺は聞かれていたと知って絶望した。

里奈が絶対傷ついたと思ったから。

それから俺の予想通り、里奈は傷ついたみたいで、俺と遊んでくれなくなったばかりか、話してもくれなくなった。

とても悲しかった。

それから小学生になり、地区が違かったため、別々の小学校に進級した。

それから会うことはなく、俺はもう諦めかけていた。

・・・「かけていた。」

俺の頭の中からは里奈が消えることはなかった。

どうしても、いなくなってくれない。

里奈と会わなくなって、余計里奈への想いが強まった。

俺は里奈卒業をすることなく、高校生になった。

中学校では俺は超問題児だった。

毎日遅刻し、先生に反抗し、授業中に思いっきり寝る。

おかげでクソ教師に親に密告され、こっぴどく怒られる羽目になった。あいつは今でも許していない。

高校でもその超問題児キャラを変えるつもりはない。逆に変えたらここに進学した何人かの同級生に驚かれるからな。キャラ変だとかいってバカにされるのが目に見える。

入学式当日ながらも思いっきり寝坊してまあまあ急いで家を出る。

相変わらずいい天気だな。なんか式典ごとのときは快晴っていうのがテンプレなのか?

俺に向かって満面の笑みを向けてくる空を、意味もなく睨む。今の空は俺の気持ちと真反対だ。