まさかきみがそうだったなんて、知らなかったんだよ。

そうだよ私、遅刻しそうになってダッシュってたんでしょ!

もう、遅刻確定演出・・・?



「まあ、今からじゃ間に合うかわかんないだろうな。チャイムと同時に教室到着、ってか?」



私に追い打ちをかけるようにそう呟いて、ケケケと笑った広斗様。

やばいやばいやばいや・・・

help me!!!!!

神様にも届きそうな勢いで心のなかで助けを乞う私。

その様子を面白そうに見る広斗様。

結構地獄絵図ですね・・・。

意外とこの状況を客観的に見ていた私は、はたと気づいた。

・・・これ、今客観的に見てる場合じゃなくね???

これをもし神様が見ていたら即こう呟くと思う。



「気づくのおっせえわ!!!!」



一通り自己分析を終えた私は急いで立ち上がる。

でも、もう一つ疑問が浮かんだ。