恋をしたのは猛獣でした

「可愛い、先生ーー」


首筋。肩。胸元。に
キスを落としていくーー。


理性が戻ったのかシャツのボタンを閉め始める先生わー。


俺もベルトを閉めて完全に終わることを意味するーー。


「戦場へ参りますか!」


「もう……。先生失格だわ……」


彼女を取り込んだ俺は、


「気風を保ってたら大丈夫っすよ?」


感情のコントロールを促す。


「強いて言えばあなたがね……手さえ預けなかったら……」


「あなた呼びやめてもらえます?
二人きりの時は呼び名で呼び合いましょう?」


「郁人って呼んでください」

優しく微笑む。


「乗らないわよ……!」


「先生の急所は掴みました、んで俺から今から
キスされたくなかったら呼んでくださいね」

安穏とした言い方で先生の心をくすぐった。

後悔しても後に引けなくなった先生は約束で気晴らしに行っていたとクラス中に誤魔化し宣言した。