星に願う君を。

「あれ?そういえば…」


俺は家の棚を漁る。

ここらへんに確か…あ、これだ。


「母さん。」

「なに?翔。」

「このデジカメって、」

「あら、久しぶりに見るわね。

それお父さんの。でももう数年使ってないから…いるのかしら?

ほしいならお父さんに言いなさい。」

「うん。」


昔、ほんとに数年前。

家族で出かけるときに父さんが度々デジカメで写真を撮ってくれてたのを思い出した。

小さい頃は俺も撮りたい、撮りたいってわがまま言ってたのに…。

いざカメラ持ってみればブレブレだったのをさっき思い出した。