星に願う君を

―「おい、聞いてるのか白鷲。

前向け、後ろむくな。」


黒板を見ていたらみんなの視線が一斉に俺に向く。


「あ、はい。」


ほらやっぱり怒られた…。

次は絶対振り向かねぇ。


「あ~、翔くんどんまい。」


誰のせいだ。


「あ!そうだ、ねぇねぇ~。」

「…。」

「翔くんってばぁ。」


あの直後に話しかけるとか。

逆に尊敬するわ。


「あと10分で終わるんだから待てよ。」

「仕方ないなぁ。」


…いつか彼女も怒られてしまえばいいのに…。



なんてな。



いや、やっぱり少し本音。