星に願う君を

「つれないなぁ〜…。」


授業中だし。

ていうか、話すために俺を振り向かせると何が起こるか。

俺が先生に怒られる。

嫌だ。絶対に!


「ってか、授業に集中しろよ。」

「えぇ~…どうせ使いもしないものを覚えるのもねぇ。」

「なんのために学校来てんだよ。」

「それは…。」

「…。」

「翔くんにちょっかいかけるためかなぁ〜。」

「不純だなぁ…。」

「来てるだけ偉くない?」


いつものような明るいテンションで話す彼女だけど、見間違えでなければ、「それは…。」と言って一瞬黙ったとき、彼女の瞳が一瞬…揺れた気がした。