星に願う君を

―4月後半。

クラス替えからも少し経ち、だんだんと周りも落ち着いてくる頃。

俺はというと…


「翔くん、翔くん。」

「…。」

「ねーぇ。翔くんってばぁ。」

「…授業終わったらな。」

「えぇ~…。」


4月半ば、交流を増やすためだとかなんとか、席替えをした。

そしてまさかの、彼女の前の席にあたってしまった。

そして彼女は、これでもかというほど毎時間毎時間話しかけて…否、ちょっかいをかけてくる。