星に願う君を

その後、十分に笑った彼女は


「はぁ~、笑った。

…おなかすいちゃった。」


とこれまた自由。


「さっき見た限りだと屋台ありそうだったね。

行ってみる?」

「屋台!綿あめ!」


行きたそうなので屋台のほうへ向かう。

まぁ、予想はしてたけどやっぱり混んでる。


「お願いだからはぐれないでね。」


連絡できるとはいえ出会うのに何分かかるんだ。


「だね、ここで一人になるのは怖い…。」

「綿あめだっけ?

ん~…ざっと見た限りだとここにはなさそうだから奥かなぁ。」


回っていくか。

ここを抜けるにはそうしたほうが圧倒的に早いしはぐれにくい。


「外からまわろっか。」

「うん。」



―無事、綿あめを買うことはできたけど…

さすがにあそこでもう一店舗とはならず、俺たちは来た道を戻って、桜並木に引き返した。



彼女がなんで俺を相棒にしたか。

なぜ写真を撮るのか。



理由が解明するどころか、謎が増えた気がするけど…。


「ん!久しぶりに食べた~、おいしい!」


まぁ、まだ一日目だしいっか。