「お嬢様、先ほどの命令でしたがうまくいっているとのことでしたーー。報酬はいかがいたしましょうか」
「そんなものいらないわ、彼女達が幸せ一杯な気持ちにさせるのが私の宿命だものーー」
「左様でございますか。なら報酬はいただかない方針でーー」
連絡係に黒い影が差す。
「賄賂として受け取った事を直々執事から聞いたわ。何のつもりかしら?わたしが心底信用していたものが疑いに変わるなんて甚だしいにも図々しいわ」
怯む爺や。
「わ、私などはほ、報酬など受け取ってはおりませぬ……!決して……身の恥じた行為はしておりませぬ……」
「あの有能な執事が言ったことよ?もういいわ、解雇よ。解雇。他の連絡係に疎通するようにするから用はなくなった。さよなら」
爺やは最後まで抗議する。2名のメイドに腕を組まれ退出していくーー。


