「詩にあんな溺愛されてる彼氏がいるとは思わなかったわ」


晃ちゃんが去った後、朱理はお弁当を口に運びながらそんな事を言った為


「か、彼氏じゃないって…。
本当にただの幼馴染みで…」


私はなぜか自分でも動揺しながら言葉を返せば


「うーん…でも私さ、まだ何ヵ月かしか詩と一緒にいないけど、詩が男の人に対してあんなに安心したような顔で話してるの初めて見たし、2人は幼馴染み以上の特別な関係なのかなって思ったけど」

朱理は私と顔を合わせると、微笑んだ。