…、助けて、

そう、声を出そうとしたが、半年間ロクに出していなかった声がそう簡単には出なかった。
でもその代わりに涙がとめどなく溢れる。


「お嬢ちゃん、ボロボロじゃないか!
足も血だらけで…お父さんとお母さんは!?
1人かい?」


おばあさんは、ボロボロな私の姿を見て駆け寄ると、「ま、まずは救急車…いや、警察?
ここは携帯が通じないねぇ…。とにかく山を下りよう!」そう言うと、荷物をその場に置いて私をおんぶしてくれた。