「もー詩ってば、本当に心配したんだから!」

「ごめんね。途中で少し体調が悪くなって…」

「そういう時はすぐに私に連絡してよ!
学校着いてようが家にいようが詩の為なら
どこでも飛んで行くんだから!!」


朝のホームルームが終わり、
すぐに私の席に駆け寄ってきたのは
"北条(ほうじょう)朱理(あかり)"

朱理は高校で出来た友達。
体調がよく悪くなる私をいつも気遣ってくれ、
朱理と仲良くなったのも
体育の授業の時に突然めまいに襲われた私を
保健室まで連れて行ってくれた事がきっかけだった。

"私の妹も病気がちだったし…
身体が言う事聞かないの辛いよね"

朱理は切なそうな表情をしながら
それから自然と寄り添ってくれるようになり
今では体調以外の事も気兼ねなく普通に話せる
信頼できる自慢の友達。