「そろそろ学校行こうか。
俺も転校初日から遅刻とかさすがにヤバいし」

「え...あ、晃ちゃん学校通うの今日からなの?」

「そうだよ。詩と同じ高校。
また一緒に通えて嬉しい」


晃ちゃんの着ている制服をよく見れば
確かに私と同じ高校のものだった。


「詩、一緒行こうか」


晃ちゃんの太陽のような明るい笑顔を見て
私の気持ちも温かくなり、
自然とあの事件の事をこの時は忘れられていた。