「おいっ、大丈夫か!?」


突然誰かに腕を引かれたかと思えば
身体を支えられるように優しく抱き締められた。

誰だろうか…。
でもこの力のある腕や口調は男の人だ。

…あまり、男の人とは関わりたくない。
あの事件以来、私は余計に男の人が怖くなった。


「…だ、大丈夫です、ありがとうございます、」


私は目の前にある胸から離れようと
身体を動かせば