青春真っ盛りな俺たちにとって噂は風化し代わりに美人の転校生がやってきた。
好意を抱くも、悠太も久々に背筋をピンと伸ばしていた。
「……わたし、この席ですか?」
そこは周りが空席な特別な席だった。不良と化した俺と悠太によってひきこもり、不登校になった生徒の集団だった。素行が悪かったもんで懲らしめただけだが。
音楽室に移動する。選択授業だ。音痴だったが美術より書道よりマシ。
後ろの席にいると彼女の譜面がないことに気づく。後ろから授業を蔑ろにしたくなかったが代わりとなるものを渡す。後でコンビニでコピーするから別にいいやとなった。



