苺ジャムをトーストに乗せて


狼狽えた俺は流音から1メートル離れた距離にいた。


「何戸惑ってんのーー?」


「うっせ」


振り向かせようと努力する彼女ーー。


俺は愚かにときめいてしまうーー。


食べ残した弁当の方へーー。


咄嗟に卵焼きを掴み取り口にいれる彼女ーー。


「あんま!!この卵焼き甘いよ!!」


甘いのはお前だっつーの……。不謹慎にも胸元をみてしまう。

俺はあの時鎖骨だけみせたから……。