カランカラン。ドアが開く。
「いらっしゃいませー!」
悠太郎くんが来る。
「紬ちゃん、おつかれ。今日寒いね」
「おつかれさま、悠太郎くん。うん、寒い」
いつものやりとり。
「アイスカフェラテお願いします」
「寒いのにアイス?」
「うん、年中アイスカフェラテ」
「風邪ひかないでね」
いつものようにアイスカフェラテを作って渡す。
「お待たせしました、アイスカフェラテです!」
「ありがと、今日も22時?」
「うん、待ってて」
「分かった、待ってるね」
すっかり帰りの約束も当たり前になっていた。
一緒にオムライスを食べに行ってから
なんとなくお互いに心境の変化があった気がする。
頑張って話さなくても、落ち着く、みたいな。
……私だけだったりして。
「ところでさ、付き合ってるの?」
夏帆先輩に聞かれる。
「……え!?」
「あの子。お姫様抱っこの王子様。付き合ってるの?」
「つ、付き合ってないです!!」
「そうなんだ、よく一緒に帰ってるのにね。紬ちゃん彼と話してる時、女の子〜って顔してる」
確かに、この関係はなんだろう。
友達?……友達だなんて、思ったことは無い。
推し?……推しとは、一緒に帰らないか。
……彼氏です、って言えたらいいのに。
そんなこと、言えない。今はまだ。
「いらっしゃいませー!」
悠太郎くんが来る。
「紬ちゃん、おつかれ。今日寒いね」
「おつかれさま、悠太郎くん。うん、寒い」
いつものやりとり。
「アイスカフェラテお願いします」
「寒いのにアイス?」
「うん、年中アイスカフェラテ」
「風邪ひかないでね」
いつものようにアイスカフェラテを作って渡す。
「お待たせしました、アイスカフェラテです!」
「ありがと、今日も22時?」
「うん、待ってて」
「分かった、待ってるね」
すっかり帰りの約束も当たり前になっていた。
一緒にオムライスを食べに行ってから
なんとなくお互いに心境の変化があった気がする。
頑張って話さなくても、落ち着く、みたいな。
……私だけだったりして。
「ところでさ、付き合ってるの?」
夏帆先輩に聞かれる。
「……え!?」
「あの子。お姫様抱っこの王子様。付き合ってるの?」
「つ、付き合ってないです!!」
「そうなんだ、よく一緒に帰ってるのにね。紬ちゃん彼と話してる時、女の子〜って顔してる」
確かに、この関係はなんだろう。
友達?……友達だなんて、思ったことは無い。
推し?……推しとは、一緒に帰らないか。
……彼氏です、って言えたらいいのに。
そんなこと、言えない。今はまだ。



