ーー悠太郎サイド
紬ちゃんとの待ち合わせは11時なのに、目が覚めたのは6時。
(……浮かれてるな、俺)
何を着てくか迷ってニットを選ぶ。
いつものパーカーじゃ、デートっぽくないし。
ーー
待ち合わせより少し早く駅に着く。
(紬ちゃんに、早く会いたいな)
(そろそろかな)
改札の方を見ると、紬ちゃんがいる。
……かわいい。思わず見とれる。
「紬ちゃん!」と小走りで駆け寄ると
「悠太郎くん、お待たせ」とはにかむ紬ちゃん。
「楽しみで早く来ちゃった」照れ隠しに笑う。
「紬ちゃん、行こ」
紬ちゃんが隣を歩いている。このままずっとこうしてたい。
(頼りないかもしれないけど、それでも紬ちゃんの隣にいたい)
そう思う。
ーー
お店に入る。
「ふたりです」と店員さんに伝えるのすら照れ臭い。
「わ、いっぱいある」
メニューをキラキラした目で見る紬ちゃんがかわいい。
「悠太郎くんは、好きな食べ物なに?」
急に聞かれると、何も思いつかない。
「うーん、なんだろ。オムライスも好きだし、ラーメンも好きだし、唐揚げとかハンバーグとか……なんでも好き」
子供みたい、と紬ちゃんが笑う。
この笑顔を、ずっと見ていたい。
オムライスが運ばれてくる。
「「いただきます」」
声が揃った。顔を見合せて笑う。
「うまっ」「おいしいね!」
好きな人と一緒に食べるご飯が、こんなに美味しいなんて、知らなかった。
今日のこと、絶対忘れないだろうな、って思った。
紬ちゃんとの待ち合わせは11時なのに、目が覚めたのは6時。
(……浮かれてるな、俺)
何を着てくか迷ってニットを選ぶ。
いつものパーカーじゃ、デートっぽくないし。
ーー
待ち合わせより少し早く駅に着く。
(紬ちゃんに、早く会いたいな)
(そろそろかな)
改札の方を見ると、紬ちゃんがいる。
……かわいい。思わず見とれる。
「紬ちゃん!」と小走りで駆け寄ると
「悠太郎くん、お待たせ」とはにかむ紬ちゃん。
「楽しみで早く来ちゃった」照れ隠しに笑う。
「紬ちゃん、行こ」
紬ちゃんが隣を歩いている。このままずっとこうしてたい。
(頼りないかもしれないけど、それでも紬ちゃんの隣にいたい)
そう思う。
ーー
お店に入る。
「ふたりです」と店員さんに伝えるのすら照れ臭い。
「わ、いっぱいある」
メニューをキラキラした目で見る紬ちゃんがかわいい。
「悠太郎くんは、好きな食べ物なに?」
急に聞かれると、何も思いつかない。
「うーん、なんだろ。オムライスも好きだし、ラーメンも好きだし、唐揚げとかハンバーグとか……なんでも好き」
子供みたい、と紬ちゃんが笑う。
この笑顔を、ずっと見ていたい。
オムライスが運ばれてくる。
「「いただきます」」
声が揃った。顔を見合せて笑う。
「うまっ」「おいしいね!」
好きな人と一緒に食べるご飯が、こんなに美味しいなんて、知らなかった。
今日のこと、絶対忘れないだろうな、って思った。



