ーー悠太郎サイド
練習終わり、いつものカフェ。
あの子がレジにいる。
「いらっしゃいませー!」
認識すると、ちょっと気になる。
今日も挨拶が元気でいいな。
「アイスカフェラテ、お願いします」
「かしこまりました!」
いつものようにカフェラテを受け取って席に着く。
席もいつも同じ場所。窓際の端っこの席。
イヤホンで今日やった曲を聴きながら、
先生に教わったことをノートに書き留める。
スマホに通知。
見ようとして手を伸ばしてグラスを倒してしまう。
「あ……やべ……」
「お客様!大丈夫ですか!」
あの子がたくさんのおしぼりを持って駆け付けてくれる。
「すみません……!大丈夫です……!」
「服とか汚れてませんか?あ、ノートも……」
服は大丈夫。ノートは端が少し濡れたけど、これも大丈夫。
「大丈夫です」と答えるけど、あの子はノートまで拭いてくれる。
「ほんとに大丈夫です、すみません」と謝ると
「どうぞ」とノートを持って笑顔を見せる。
(え、かわいい)
「ありがとうございます」
ノートを受け取りお礼を言うと
「ごゆっくりどうぞ」とあの子はレジに戻っていく。
(やば、今かわいいとか思っちゃった)
なんか勝手に気まずくて、残りのカフェラテを吸い込んで帰り支度をする。
帰り際、目が合った。
「ありがとうございました、またのご来店をお待ちしてます」
皆に言っているはずだけど、俺だけに言われているような気がした。
練習終わり、いつものカフェ。
あの子がレジにいる。
「いらっしゃいませー!」
認識すると、ちょっと気になる。
今日も挨拶が元気でいいな。
「アイスカフェラテ、お願いします」
「かしこまりました!」
いつものようにカフェラテを受け取って席に着く。
席もいつも同じ場所。窓際の端っこの席。
イヤホンで今日やった曲を聴きながら、
先生に教わったことをノートに書き留める。
スマホに通知。
見ようとして手を伸ばしてグラスを倒してしまう。
「あ……やべ……」
「お客様!大丈夫ですか!」
あの子がたくさんのおしぼりを持って駆け付けてくれる。
「すみません……!大丈夫です……!」
「服とか汚れてませんか?あ、ノートも……」
服は大丈夫。ノートは端が少し濡れたけど、これも大丈夫。
「大丈夫です」と答えるけど、あの子はノートまで拭いてくれる。
「ほんとに大丈夫です、すみません」と謝ると
「どうぞ」とノートを持って笑顔を見せる。
(え、かわいい)
「ありがとうございます」
ノートを受け取りお礼を言うと
「ごゆっくりどうぞ」とあの子はレジに戻っていく。
(やば、今かわいいとか思っちゃった)
なんか勝手に気まずくて、残りのカフェラテを吸い込んで帰り支度をする。
帰り際、目が合った。
「ありがとうございました、またのご来店をお待ちしてます」
皆に言っているはずだけど、俺だけに言われているような気がした。
