「先日はすみませんでした!」
出勤してまず夏帆先輩に謝る。
「全然気にしないで!……顔色良くなったね。良かった」
「ご心配かけました。もう大丈夫です」
「それにしても彼、王子様みたいだったね」
「……え?」
「紬ちゃんのこと、お姫様抱っこしてバックに運んでくれたの、ディズニー映画かと思っちゃった」
言われてみれば、抱き抱えられた記憶が微かにある。
(お姫様抱っこ……?)
(え、私、悠太郎くんに……?)
想像して赤面する。
「絵になってたよ〜」
夏帆先輩がにやにやしてる。
ーー
カランカラン。ドアが開く。
「いらっしゃいませー!」
悠太郎くんが入ってくる。
いつものようにイヤホンを片耳外す。
「紬ちゃん、おつかれ」
今日は目を見て返せる。
「おつかれさま、悠太郎くん」
「顔色良さそう、良かった」
「こないだはごめんね……ほんとありがとう」
「びっくりしたけど、なんともなくて良かった」
「うん、もう大丈夫。ほんとありがと」
「気にしないで。じゃ、アイスカフェラテお願いします」
「かしこまりました!」
「お待たせしました、アイスカフェラテです」
「ありがと、今日もバイト22時まで?一緒に帰ろ」
「うん」と頷いてから、少し迷って「待ってて」と付け足す。
いつもみたいに誘われるだけじゃなくて、
私も一緒に帰りたいって伝えたかった。
「待ってるね」って悠太郎くんが席に向かう。
ーー
「お待たせ」
悠太郎くんのことを考えていたら、今日のバイトはあっという間だった。
「バイトおつかれ、帰ろ」
悠太郎くんの隣を歩く。
まだ少し背伸びかもしれないけど、
悠太郎くんの隣が似合う女の子になりたいと思った。
「オムライス、いつ行く?」
(え、ほんとに行ってくれるの?)
びっくりした顔をしていたのか、
「あれ、行かない?俺、本気だったんだけど……」
と悠太郎くんがガッカリした表情をする。
「行く。絶対行く。明日でも明後日でも……いつでも行く。」
つい勢い良く言ってから
あ……はしゃぎすぎたかな……と思うけど
悠太郎くんは笑って 「え?明日暇なの?」と聞いてくる。
「え?明日?あ、明日、17時からバイト。それまで暇」
自分で言ったのにびっくりした声が出てしまう。
「じゃあほんとに明日行く?俺も17時からレッスン」
悪戯っぽく笑う悠太郎くんにドキドキしてしまう。
「……うん、行く」
「やった!店調べててさ、こことかどうかなって」
悠太郎くんが見せてくれたインスタの画面を見て驚く。
「え、ここ、私も行ってみたいと思ってたとこ!」
気が合うね、って顔を見合せて笑った。
出勤してまず夏帆先輩に謝る。
「全然気にしないで!……顔色良くなったね。良かった」
「ご心配かけました。もう大丈夫です」
「それにしても彼、王子様みたいだったね」
「……え?」
「紬ちゃんのこと、お姫様抱っこしてバックに運んでくれたの、ディズニー映画かと思っちゃった」
言われてみれば、抱き抱えられた記憶が微かにある。
(お姫様抱っこ……?)
(え、私、悠太郎くんに……?)
想像して赤面する。
「絵になってたよ〜」
夏帆先輩がにやにやしてる。
ーー
カランカラン。ドアが開く。
「いらっしゃいませー!」
悠太郎くんが入ってくる。
いつものようにイヤホンを片耳外す。
「紬ちゃん、おつかれ」
今日は目を見て返せる。
「おつかれさま、悠太郎くん」
「顔色良さそう、良かった」
「こないだはごめんね……ほんとありがとう」
「びっくりしたけど、なんともなくて良かった」
「うん、もう大丈夫。ほんとありがと」
「気にしないで。じゃ、アイスカフェラテお願いします」
「かしこまりました!」
「お待たせしました、アイスカフェラテです」
「ありがと、今日もバイト22時まで?一緒に帰ろ」
「うん」と頷いてから、少し迷って「待ってて」と付け足す。
いつもみたいに誘われるだけじゃなくて、
私も一緒に帰りたいって伝えたかった。
「待ってるね」って悠太郎くんが席に向かう。
ーー
「お待たせ」
悠太郎くんのことを考えていたら、今日のバイトはあっという間だった。
「バイトおつかれ、帰ろ」
悠太郎くんの隣を歩く。
まだ少し背伸びかもしれないけど、
悠太郎くんの隣が似合う女の子になりたいと思った。
「オムライス、いつ行く?」
(え、ほんとに行ってくれるの?)
びっくりした顔をしていたのか、
「あれ、行かない?俺、本気だったんだけど……」
と悠太郎くんがガッカリした表情をする。
「行く。絶対行く。明日でも明後日でも……いつでも行く。」
つい勢い良く言ってから
あ……はしゃぎすぎたかな……と思うけど
悠太郎くんは笑って 「え?明日暇なの?」と聞いてくる。
「え?明日?あ、明日、17時からバイト。それまで暇」
自分で言ったのにびっくりした声が出てしまう。
「じゃあほんとに明日行く?俺も17時からレッスン」
悪戯っぽく笑う悠太郎くんにドキドキしてしまう。
「……うん、行く」
「やった!店調べててさ、こことかどうかなって」
悠太郎くんが見せてくれたインスタの画面を見て驚く。
「え、ここ、私も行ってみたいと思ってたとこ!」
気が合うね、って顔を見合せて笑った。



