ーー悠太郎サイド
「悠太郎くん、おはよぉ」
「美桜ちゃん、おはよ」
「美桜ちゃん」
席に向かう美桜ちゃんを呼び止める。
「んー?なに、悠太郎くん」
「あのさ、紬ちゃんのこと、あんまりいじめないでね」
「……え」
美桜ちゃんの顔から表情が消える。
「……なんのこと」
「俺の好きな子、困らせないで。勘違いだったら、ごめんだけど。」
「……好きな子って」
「うん、好きな子。紬ちゃん。」
美桜ちゃんの大きな瞳が左右に動く。
ああ、失恋した女の子って、こんな表情をするのか。
「そっか、応援してる。推しの幸せは私の幸せだから」
「ありがと。美桜ちゃんいつも俺のこと応援してくれてありがとね。支えになってる」
「……うん、それなら良かった。」
「じゃあ」と小さく呟いて美桜ちゃんは席に行く。
これで良かったんだ、と小さく息をつく。
「言うじゃん」蓮が感心した顔をする。
「悠太郎、かっけー」拓海が冷やかしてくる。
「……こないだ、紬ちゃんバイト先で倒れて」
「え?」「なにそれ、大丈夫だったの?」
「うん、大丈夫。でも、言わなきゃって思った」
「で?なんでにやけてんの?」
「……勢いでご飯誘っちゃった!」
「おー!おめでとう!」「めっちゃ進展じゃん!」
「好きな子、だもんな」「好きな子か〜そうかそうか〜」
その日は一日中、"好きな子"の話でいじられ続けた。
「悠太郎くん、おはよぉ」
「美桜ちゃん、おはよ」
「美桜ちゃん」
席に向かう美桜ちゃんを呼び止める。
「んー?なに、悠太郎くん」
「あのさ、紬ちゃんのこと、あんまりいじめないでね」
「……え」
美桜ちゃんの顔から表情が消える。
「……なんのこと」
「俺の好きな子、困らせないで。勘違いだったら、ごめんだけど。」
「……好きな子って」
「うん、好きな子。紬ちゃん。」
美桜ちゃんの大きな瞳が左右に動く。
ああ、失恋した女の子って、こんな表情をするのか。
「そっか、応援してる。推しの幸せは私の幸せだから」
「ありがと。美桜ちゃんいつも俺のこと応援してくれてありがとね。支えになってる」
「……うん、それなら良かった。」
「じゃあ」と小さく呟いて美桜ちゃんは席に行く。
これで良かったんだ、と小さく息をつく。
「言うじゃん」蓮が感心した顔をする。
「悠太郎、かっけー」拓海が冷やかしてくる。
「……こないだ、紬ちゃんバイト先で倒れて」
「え?」「なにそれ、大丈夫だったの?」
「うん、大丈夫。でも、言わなきゃって思った」
「で?なんでにやけてんの?」
「……勢いでご飯誘っちゃった!」
「おー!おめでとう!」「めっちゃ進展じゃん!」
「好きな子、だもんな」「好きな子か〜そうかそうか〜」
その日は一日中、"好きな子"の話でいじられ続けた。



