「お疲れ様でしたー!」
バイト終わり、今日は駅でやってるパンフェスに寄って帰るつもり。
混んでるのかなー。
いつもは朝に売り切れちゃうお店とかも来てるらしくて、楽しみ。
「つむぎちゃん!」
名前を呼ばれて振り向く。
え、悠太郎くん。
「つむぎちゃん見えたから」
って言いながら少し息を整える悠太郎くん。
え、私が見えたから、走って来てくれたの?
「なんか今日から駅でパンのイベントやってるんでしょ?」
(あ、私がパン研入ってるの、覚えててくれたんだ)
「そうなの!これから行こうと思ってて!」
「……それ、一緒に行っていい?俺も気になるお店あるんだよね」
(今、なんて言った?一緒に?え?)
「う、うん、いいよ。何のお店気になってるの?」
「俺はパンは詳しくないんだけどねー、なんかカヌレが有名なとこが来てるらしくて」
「そっか、お菓子作りするんだもんね」
「……え、俺言ったっけ」
「ごめん!オーディション番組のプロフィール見て……」
「あーあれか、そっか、ちょっと恥ずかしいな」
悠太郎くんの耳が少し赤くなっている。
知られたくなかったかな。調べて悪かったな。
イベント会場に着くと、入口がかなり混雑していた。
人に押されてバランスを崩す。
「大丈夫?」悠太郎くんが支えてくれた。
「だ、だいじょうぶ……」
細身に見えるのに、意外と力、強かった。
(やっぱり男の子なんだな……)顔が赤くなる。
(だめ、今はパン。パンに集中。)
「やば、めっちゃパンある。……あ、当たり前か」
楽しそうな悠太郎くん。
(パンフェス、まじでありがとう)
……パンとか今、ちょっとどうでもいいかも。
バイト終わり、今日は駅でやってるパンフェスに寄って帰るつもり。
混んでるのかなー。
いつもは朝に売り切れちゃうお店とかも来てるらしくて、楽しみ。
「つむぎちゃん!」
名前を呼ばれて振り向く。
え、悠太郎くん。
「つむぎちゃん見えたから」
って言いながら少し息を整える悠太郎くん。
え、私が見えたから、走って来てくれたの?
「なんか今日から駅でパンのイベントやってるんでしょ?」
(あ、私がパン研入ってるの、覚えててくれたんだ)
「そうなの!これから行こうと思ってて!」
「……それ、一緒に行っていい?俺も気になるお店あるんだよね」
(今、なんて言った?一緒に?え?)
「う、うん、いいよ。何のお店気になってるの?」
「俺はパンは詳しくないんだけどねー、なんかカヌレが有名なとこが来てるらしくて」
「そっか、お菓子作りするんだもんね」
「……え、俺言ったっけ」
「ごめん!オーディション番組のプロフィール見て……」
「あーあれか、そっか、ちょっと恥ずかしいな」
悠太郎くんの耳が少し赤くなっている。
知られたくなかったかな。調べて悪かったな。
イベント会場に着くと、入口がかなり混雑していた。
人に押されてバランスを崩す。
「大丈夫?」悠太郎くんが支えてくれた。
「だ、だいじょうぶ……」
細身に見えるのに、意外と力、強かった。
(やっぱり男の子なんだな……)顔が赤くなる。
(だめ、今はパン。パンに集中。)
「やば、めっちゃパンある。……あ、当たり前か」
楽しそうな悠太郎くん。
(パンフェス、まじでありがとう)
……パンとか今、ちょっとどうでもいいかも。



