翌日。一限。大講義室。
先に来た紬は「席取っといたよ」って栞にLINEする。
栞はやく来ないかなーと入口を眺めてると、
(あ……)昨日の金髪の彼が入ってくる。
(え、同じ学年だったんだ……)
通路をまっすぐ歩いてくる。
(やばい、見てるのバレちゃう)
そう思うのに目が離せない。
彼が近づいてくる。
……目が合った……気がするのに、逸らせない。
彼はそのまま進んでいって後ろに座ってる友達に声をかける。
(びっくりした……目が合ったかと思った……)
(ていうか、近くで見たらめっちゃかっこいい)
目が合ったのは勘違いなのに、心臓がうるさい。
なんで私、こんなにドキドキしてるんだろう。
ドキドキを落ち着かせるために深呼吸してると栞が来る。
「おはよー、紬」
栞が後ろを見て「あ、悠太郎くんもこの講義取ってるんだ」と呟く。
「ゆうたろうくんって誰?知り合い?」
「知らないの?オーディション番組出てたとかで話題になってたよ、あの金髪の」
栞が指さしたのは、さっき目が合った気がした彼だった。
なんだ、昨日発光して見えたのは、有名な人だったから……なのかな。
それだけじゃない、気もする。
「オーディション番組ってなんの?」
「私も詳しくないけど、なんか、韓国のアイドルの」
「ふーん、じゃあ、アイドルになる人なんだ」
「分かんない、ダンスはやってるらしいよ」
「栞、詳しいね」
「大学入ったら彼氏欲しいから、かっこいい人の情報集めてた✌️」
「なにそれ(笑) 栞かわいいからすぐ彼氏できるよ」
教授が入ってきて授業が始まる。
(へえ、あの人、ゆうたろうくんっていうんだ)
彼のことを知れて、少し嬉しかった。
でも、知れたはずなのに、却って遠くなった気もした。
胸がざわつく。
(今もアイドル目指してるのかな……)
(ダンスやってるの、見てみたいな……)
(そのオーディション番組、調べて見てみようかな)
なんでこんなに彼のことが気になるんだろう。
授業に集中しなきゃ。慌てて黒板の文字を書き写した。
先に来た紬は「席取っといたよ」って栞にLINEする。
栞はやく来ないかなーと入口を眺めてると、
(あ……)昨日の金髪の彼が入ってくる。
(え、同じ学年だったんだ……)
通路をまっすぐ歩いてくる。
(やばい、見てるのバレちゃう)
そう思うのに目が離せない。
彼が近づいてくる。
……目が合った……気がするのに、逸らせない。
彼はそのまま進んでいって後ろに座ってる友達に声をかける。
(びっくりした……目が合ったかと思った……)
(ていうか、近くで見たらめっちゃかっこいい)
目が合ったのは勘違いなのに、心臓がうるさい。
なんで私、こんなにドキドキしてるんだろう。
ドキドキを落ち着かせるために深呼吸してると栞が来る。
「おはよー、紬」
栞が後ろを見て「あ、悠太郎くんもこの講義取ってるんだ」と呟く。
「ゆうたろうくんって誰?知り合い?」
「知らないの?オーディション番組出てたとかで話題になってたよ、あの金髪の」
栞が指さしたのは、さっき目が合った気がした彼だった。
なんだ、昨日発光して見えたのは、有名な人だったから……なのかな。
それだけじゃない、気もする。
「オーディション番組ってなんの?」
「私も詳しくないけど、なんか、韓国のアイドルの」
「ふーん、じゃあ、アイドルになる人なんだ」
「分かんない、ダンスはやってるらしいよ」
「栞、詳しいね」
「大学入ったら彼氏欲しいから、かっこいい人の情報集めてた✌️」
「なにそれ(笑) 栞かわいいからすぐ彼氏できるよ」
教授が入ってきて授業が始まる。
(へえ、あの人、ゆうたろうくんっていうんだ)
彼のことを知れて、少し嬉しかった。
でも、知れたはずなのに、却って遠くなった気もした。
胸がざわつく。
(今もアイドル目指してるのかな……)
(ダンスやってるの、見てみたいな……)
(そのオーディション番組、調べて見てみようかな)
なんでこんなに彼のことが気になるんだろう。
授業に集中しなきゃ。慌てて黒板の文字を書き写した。
