妖魔討伐中なので邪魔しないでください。~美少女妖魔払い手は感情を知る~

それから私は、
呪いを解くために頑張った。

妖魔に片っ端から喋りかけてみたり。
まあ、バカにしてんのかって
喰われそうになったけど。

でも、いつしか
"感情なんてなくてもいいや"
そんなふうに考えるようになっていた。

それから8年。
15才になった私は、
感情なしで生きている。

感情なんて無駄なもの。
友達の失恋や、
映画で涙をながす人々を見るたび、
そう思うようになった。

「そーいえば、
あした妖魔時学園の入学式だ。」

妖魔時学園とは、
払い手しか入れない、
特別な学校。

その学校の首席として
学園に入学する。

感情がないおかげで
新しい学校にどきどきしたりもしない。

感情がないって、
なんて便利なんだろう。