妖魔討伐中なので邪魔しないでください。~美少女妖魔払い手は感情を知る~

「いや、
全然遅れてないから気にしなくて大丈夫!
細流は…あそこに座ってくれ」

指を指されたほうを見ると、見覚えのある顔が。

「海成 雲穏先輩。」

「やっほ~
僕のこと、覚えてたんだ!」

「先日はご迷惑をおかけしました。
すみませんでした。」

そう言って頭を下げた。

すると、
頭をぽんぽんなでてきた。

「全然気にしてないよ!!!!」

そう言ってにっこり笑ってくれた。

優しい人っぽいな……

「ありがとうございます。」

少しにこっとしてみる。

昔いたお兄ちゃんから教えて貰った。
"笑顔で人と仲良くなれる"って。

お兄ちゃんは、
どこかへ行ってしまったけど。

「っっ……、」

先輩の顔が赤い??

どうしたんだろう?

「大丈夫ですか?
顔赤いです。
熱とかあるんじゃ?」

そう言っておでこに手を当てようとしたら、
手を弾かれた。

「さわ、るな……//」

「すみません」

私は、なぜ手を弾かれたのか分からないまま、
グラウンドに座った。