妖魔討伐中なので邪魔しないでください。~美少女妖魔払い手は感情を知る~

僕は、普通の家で産まれたんだ。
どこにでもいる、普通の。
だけど……

耳としっぽがはえていて、
お前には払い手の才能があるとか言われ、
無理やり払い手の世界に引きずり込まれた。

耳としっぽがあるやつは払い手としての
才能があるのは本当らしいけど。

でも、才能があっても細流家の藍蘭様には
勝てなかった。

妖魔の討伐数は20匹くらいの差があるし、
身体能力も男の僕よりある。

身長は僕が178cm、
藍蘭様が145cm。

なんで僕はこんなに恵まれてるのに
藍蘭様に勝てないんだろう。

最初はずっと不思議だった。

でも、すぐに分かった。
努力の量が違うんだ。

僕の何倍も練習してる。

だから、
藍蘭様を知るためにファンクラブに入った。

でも、知れば知るたびに
"好き"になっていった。

だって、カッコいいんだもん!

妖魔への怯えは一切ないし、
戦ってるときも無表情!

まるで"感情がない"みたいだと思った。