妖魔討伐中なので邪魔しないでください。~美少女妖魔払い手は感情を知る~

中庭へ行くと、
そこには、
獣人型でカラスの羽がはえたオスの妖魔がいた。
すぐに隻雷杖を構え、
飛びかかった。
先輩たちはまだ来てないようだ。

そのとき―――
ファサッ

カラスの翼で背中を押され、
勢いよく妖魔の胸にすっぽりはいってしまい、
そのままガッチリ抱きかかえられてしまった。

「離して!!!!」

「やだ、
だって、運命の匂いするもん」

「運命の匂いってなに――
あっ、もしかして
私の呪いを解くための運命の妖魔だから!?」

「そーかもしれないね」

「えっ、じゃあ呪い解いて!」

「どうやって?」

「……」

「……」

たしかに、
解除方法を聞いてない……
会えば解けるものだとおもってた、、

そんなあわあわしてる私を見て、
彼―
運命の妖魔が
キスをしてきた。

「ふぁ、?」

ちゅっ。

続けてもう一度キスをしてきた。

私のファーストキスが。
感情がないから悲しくもなんともないんだけど。

そうして黙りこくっているのをみて、
了承と受け取ったのか、
スカートの中にも手を入れてきた。