妖魔討伐中なので邪魔しないでください。~美少女妖魔払い手は感情を知る~

「いつのまにうしろにいたの?」

「うん♡」

「てか、私心の声でてた?」

「うん♡
丸聞こえだったよ」

「ふーん」

ってえ?
私のクラス全員細流家ファンクラブなの??

嘘、!!!!
っ、妖魔の気配―――

『緊急!緊急!
校内に妖魔発生!
今から名前を呼ぶもの!
妖魔の討伐任務を命じる!

1年 細流 藍蘭!
2年 海成 雲穏(うみなり くおん)!
3年 森矢部 駿零(もりやべ しゅんれい)!

ただちに中庭へ出動!』

知らない先輩の名前を聞き流しながら
廊下を走る。
放送がくるまえに妖魔の気配には
気付いてたよ。
いつでも行けるように準備してたし。
まあ、今回もいつもみたいに
すぐ討伐できるでしょ。

その考えは甘かった。