Side:青雲 澪
澪は琴音の帰りがヤケに遅いと感じ、確認するために家を出ようとドアを開けた。
視界に映ったのは、綺麗な夕方の空と──、
妙に距離が近い、あの二人だった。
「あ、澪くん……。」
琴音……と、藍。
ふと琴音の首筋が赤くなっていることに気づいた。
……?
あまりよく見えなくて琴音に近づこうとする。
でも澪の行動を、真正面から邪魔した人物がいた。
「……琴音に近づくな。」
……ふーん。
随分とキャラ崩壊したな。ついに頭が狂ったのか──、それとも。
こっちが本性だったのか。
「別に、やましい事するつもりないんだけど。」
「うっせぇな。琴音は俺のもんだから。」
吐き気がする程甘いセリフを平然と吐く藍。
横目で琴音を見ると、顔を赤くしていた。
……可愛い。
……って、そんな事思ってる暇なんかない。
「俺のもんって、付き合ったの?」
もし仮に答えが「はい」だったとしても、諦める気は当然ない。
どうせ付き合ってるんでしょ、とため息をついた。
でも二人の反応は、妙に複雑だった。
「……ん〜、えっと……。」
「……中途半端な立ち位置。」
「……。」
澪はどうリアクションすればいいのか困った。
「……あっそ。」
気まずい。かなり。
澪は目を逸らした。
澪はひとつだけ気になってることがあった。
どうして藍は澪に本性を見せてくれなかったの、と。
「……本性は、誰にもあるもんだろ。別に澪だけに本性を見せなかったわけじゃない。」
澪の表情管理が甘いのか、藍の観察力が鋭いのか。
澪が疑問に思ってることを、まんまと返してくれた。
藍のこういうとこが好き。
藍と対等に話せたらいいな。
そんな期待を浮かばせて、澪は二人を家に入るよう促した。
澪は琴音の帰りがヤケに遅いと感じ、確認するために家を出ようとドアを開けた。
視界に映ったのは、綺麗な夕方の空と──、
妙に距離が近い、あの二人だった。
「あ、澪くん……。」
琴音……と、藍。
ふと琴音の首筋が赤くなっていることに気づいた。
……?
あまりよく見えなくて琴音に近づこうとする。
でも澪の行動を、真正面から邪魔した人物がいた。
「……琴音に近づくな。」
……ふーん。
随分とキャラ崩壊したな。ついに頭が狂ったのか──、それとも。
こっちが本性だったのか。
「別に、やましい事するつもりないんだけど。」
「うっせぇな。琴音は俺のもんだから。」
吐き気がする程甘いセリフを平然と吐く藍。
横目で琴音を見ると、顔を赤くしていた。
……可愛い。
……って、そんな事思ってる暇なんかない。
「俺のもんって、付き合ったの?」
もし仮に答えが「はい」だったとしても、諦める気は当然ない。
どうせ付き合ってるんでしょ、とため息をついた。
でも二人の反応は、妙に複雑だった。
「……ん〜、えっと……。」
「……中途半端な立ち位置。」
「……。」
澪はどうリアクションすればいいのか困った。
「……あっそ。」
気まずい。かなり。
澪は目を逸らした。
澪はひとつだけ気になってることがあった。
どうして藍は澪に本性を見せてくれなかったの、と。
「……本性は、誰にもあるもんだろ。別に澪だけに本性を見せなかったわけじゃない。」
澪の表情管理が甘いのか、藍の観察力が鋭いのか。
澪が疑問に思ってることを、まんまと返してくれた。
藍のこういうとこが好き。
藍と対等に話せたらいいな。
そんな期待を浮かばせて、澪は二人を家に入るよう促した。



