Side:青雲 紬 ( せいう つむぎ )
僕は、ゴクリと唾を飲んだ。
今日から僕は、青雲家の家族になる。
今は、夜の9時。
恐る恐るインターフォンを鳴らしてみる。
ピンポーン。
ガチャ。
ドアが開く。
「……誰。」
出てきたのは、息を呑むほどイケメンな男。
「うわ、イケメン……。あっ、じゃなくて……、決して下心はなくて……。」
口ではそう言いつつも、ブルーブラックのセンター分けが目に焼き付いて離れない。
か、かっこいい……。
僕とは到底比べ物にならない程の顔面暴力。
「……別に。あんたに言われても嬉しくないし。……青雲家になんの用。」
だ、だよな……。こんなチビに言われてもなんの得もないよな……。
一人で落ち込んでいると、他の声が聞こえた。
「なになに何事?うわ、イケメンだね。」
ぼ、僕がっ……!?
バッと顔を上げる。
声を発したのも、そのまたイケメン。
サングラスがよく似合っていて、同性の僕でも少しドキッとしてしまう。
「わぁ…。」
綺麗なソプラノの声が聞こえた。
声がする方へ視線を向けると──。
まさに絶世の美女と言っても過言では無い、国宝級美少女がいた。
え、何この家族。僕が一番顔面偏差値最底辺じゃん……。
「……で、誰。」
ブルーブラックのセンター分けの人がそう言った。
あ、そうだそうだっ。
「僕は青雲 紬って言います!なんか青雲家の家族になるらしくてっ」
元気良く挨拶する。
ブルーブラックのセンター分けの人は眉を顰めた。
えぇぇっ!うるさいヤツだな、とか思われてないかな!?
「まあとりあえず入ったら?」
サングラスの人が促してくれた。
良かった……。良い人も居るもんだな……。
「はいっ!」
僕はきちんと敬礼して、家に入る。
……ん?
入った瞬間、僕はかなり動揺した。
ご、ゴゴゴゴゴ……
豪邸っ!?
天井はありえないほど高く、シャンデリアは大きすぎる。
しかもテーブルは長くて10m以上、、、、
や、やべぇ……。
今日から僕はここに住むんだと思うと、めちゃくちゃワクワクする。
「……ん?そちらの明るい茶髪の少年は誰かな?」
上から聞こえた、凛とした声。
上を見上げると──。
螺旋階段から優雅に降りてきてる人が居た。
ダークグレーのかっけーナチュラルショートヘア。
めっちゃテンション上がる……!
「ああ、もしかして君が今日から俺らの家族になる──、紬くん?」
「は、はいっ!」
余裕満々の彼につい憧れそうになる。
僕は目を輝かせながら尊敬の念を抱いた。
「へー。家族なのか。よろ☆俺男には興味ないけど♪」
サングラスの人が言う。
お、男には興味ないって……。辛辣だな……。
「わ、私の名前は青雲 琴音って言いますっ……。君と同じで、昨日兄弟になったばっかりだから……よろしくねっ……!」
超絶美少女が可愛く言った。
緊張しながら勇気振り絞ってるのキュン死……。
……って、こんな事思ってたら引かれるよな……。
「……青雲 澪。」
「俺の名前は青雲 蓮。覚えとけよ。お前の名前は忘れるけど♪」
澪……。澪、さん……。
蓮……、蓮さん……。いや、敬う気ないから蓮くんでいいや。
「おっけーですっ!零夜さん、琴音ちゃん、澪さん、蓮くんって呼びますね!」
僕はエイエイオーポーズをした。
琴音ちゃんがクスッと笑ってくれたのが幸福っ……!
「俺だけくん付け?てか琴音ちゃんは俺が呼んでるからナシだわ。」
むぅ……。自己中だな……。
ことね……、こと…ね、こと……、ことちゃん……。
「あっ!……じゃあ琴ちゃんでいいですか?」
「……意外とネーミングセンスあるね。」
センター分けの人にセンスあるねって言われちゃった。
えへへっ、嬉しいっ……!
「俺には蓮様って呼べ。」
「分かりましたっ。クソ兄貴って呼びますねっ!」
「は、…プツッ」
というか、みんな何歳なんだろ。
そんな僕を察したのか、琴ちゃんが説明してくれた。
「私は16歳で、零夜さんは19歳。蓮くんは18歳だよ。澪くんは17歳。あと一人、藍くんって男の子がいるんだけど、その人は15歳で一番末っ子だよ。」
へー。じゃあ蓮くんはそのままクソ兄貴でいっか。
僕は16歳だから、琴ちゃんと同い年!
やった……!
「大体説明は終わりだな。じゃあ今から琴音と紬の部屋を紹介する。こっちおいで。」
「「はーい!(……!)」」
ハモったのが嬉しくて、僕のテンションがもっと上がる。
この家族で良かった……!と心の底からそう感じた。
僕は、ゴクリと唾を飲んだ。
今日から僕は、青雲家の家族になる。
今は、夜の9時。
恐る恐るインターフォンを鳴らしてみる。
ピンポーン。
ガチャ。
ドアが開く。
「……誰。」
出てきたのは、息を呑むほどイケメンな男。
「うわ、イケメン……。あっ、じゃなくて……、決して下心はなくて……。」
口ではそう言いつつも、ブルーブラックのセンター分けが目に焼き付いて離れない。
か、かっこいい……。
僕とは到底比べ物にならない程の顔面暴力。
「……別に。あんたに言われても嬉しくないし。……青雲家になんの用。」
だ、だよな……。こんなチビに言われてもなんの得もないよな……。
一人で落ち込んでいると、他の声が聞こえた。
「なになに何事?うわ、イケメンだね。」
ぼ、僕がっ……!?
バッと顔を上げる。
声を発したのも、そのまたイケメン。
サングラスがよく似合っていて、同性の僕でも少しドキッとしてしまう。
「わぁ…。」
綺麗なソプラノの声が聞こえた。
声がする方へ視線を向けると──。
まさに絶世の美女と言っても過言では無い、国宝級美少女がいた。
え、何この家族。僕が一番顔面偏差値最底辺じゃん……。
「……で、誰。」
ブルーブラックのセンター分けの人がそう言った。
あ、そうだそうだっ。
「僕は青雲 紬って言います!なんか青雲家の家族になるらしくてっ」
元気良く挨拶する。
ブルーブラックのセンター分けの人は眉を顰めた。
えぇぇっ!うるさいヤツだな、とか思われてないかな!?
「まあとりあえず入ったら?」
サングラスの人が促してくれた。
良かった……。良い人も居るもんだな……。
「はいっ!」
僕はきちんと敬礼して、家に入る。
……ん?
入った瞬間、僕はかなり動揺した。
ご、ゴゴゴゴゴ……
豪邸っ!?
天井はありえないほど高く、シャンデリアは大きすぎる。
しかもテーブルは長くて10m以上、、、、
や、やべぇ……。
今日から僕はここに住むんだと思うと、めちゃくちゃワクワクする。
「……ん?そちらの明るい茶髪の少年は誰かな?」
上から聞こえた、凛とした声。
上を見上げると──。
螺旋階段から優雅に降りてきてる人が居た。
ダークグレーのかっけーナチュラルショートヘア。
めっちゃテンション上がる……!
「ああ、もしかして君が今日から俺らの家族になる──、紬くん?」
「は、はいっ!」
余裕満々の彼につい憧れそうになる。
僕は目を輝かせながら尊敬の念を抱いた。
「へー。家族なのか。よろ☆俺男には興味ないけど♪」
サングラスの人が言う。
お、男には興味ないって……。辛辣だな……。
「わ、私の名前は青雲 琴音って言いますっ……。君と同じで、昨日兄弟になったばっかりだから……よろしくねっ……!」
超絶美少女が可愛く言った。
緊張しながら勇気振り絞ってるのキュン死……。
……って、こんな事思ってたら引かれるよな……。
「……青雲 澪。」
「俺の名前は青雲 蓮。覚えとけよ。お前の名前は忘れるけど♪」
澪……。澪、さん……。
蓮……、蓮さん……。いや、敬う気ないから蓮くんでいいや。
「おっけーですっ!零夜さん、琴音ちゃん、澪さん、蓮くんって呼びますね!」
僕はエイエイオーポーズをした。
琴音ちゃんがクスッと笑ってくれたのが幸福っ……!
「俺だけくん付け?てか琴音ちゃんは俺が呼んでるからナシだわ。」
むぅ……。自己中だな……。
ことね……、こと…ね、こと……、ことちゃん……。
「あっ!……じゃあ琴ちゃんでいいですか?」
「……意外とネーミングセンスあるね。」
センター分けの人にセンスあるねって言われちゃった。
えへへっ、嬉しいっ……!
「俺には蓮様って呼べ。」
「分かりましたっ。クソ兄貴って呼びますねっ!」
「は、…プツッ」
というか、みんな何歳なんだろ。
そんな僕を察したのか、琴ちゃんが説明してくれた。
「私は16歳で、零夜さんは19歳。蓮くんは18歳だよ。澪くんは17歳。あと一人、藍くんって男の子がいるんだけど、その人は15歳で一番末っ子だよ。」
へー。じゃあ蓮くんはそのままクソ兄貴でいっか。
僕は16歳だから、琴ちゃんと同い年!
やった……!
「大体説明は終わりだな。じゃあ今から琴音と紬の部屋を紹介する。こっちおいで。」
「「はーい!(……!)」」
ハモったのが嬉しくて、僕のテンションがもっと上がる。
この家族で良かった……!と心の底からそう感じた。



